先日，メールで，今年度のスケジュールのご案内をもらった。
今年は，行けそうもないや。
来日公演より，全然安いんだけど。
手紙で，来日公演の先行予約のご案内も，もらった。
とても，行けそうもないや。先行といっても，チケットが割り引きになるわけではないし。
宝塚関係にあれこれお金かかるから。

それにしても，世の中，便利になったね。
初めてウィーンにいったときは，オペラのチケットの手配は，エージェントに頼んでとってもらった。これ，観劇前にチケットを引き取りに行くのがけっこう面倒だった。何しろ，初めての街で，エージェントの事務所を探さなければならなかったから。もちろん，座席はおまかせ。MAXの予算は言って，その範囲内で，とってもらう。
それが，いまや，ネットで楽々予約。座席表を見て，選べるから，同じランクの中で，より良いお席が選べるし，ちょっとうしろでもセンターが良いとか，通路側が良いとか，日本で観劇するのと，同じ感覚。

お花見。
すごい風だから，どうしようかと思ったけど，行ってみた。

吉野千本桜を見てみたいのだけれど，とりあえず，近場で。

桜・桜・桜っていうのも圧巻だけど，緑の中にちらほらが見えるのも綺麗だと思う。

劇場という虚構の空間は好きだけれど，こういう，自然の中での癒しも必要だと思う。

午前中は，ボートでお花見。
桜は，満開だった。
駅のロッカーに預けられなかった重い荷物を抱えていたけれど，ボートだと楽々。

実は，最近，船にはまっている，というか，機会があれば，乗りたいと思っている。

もともと，船旅って何となく，憧れがあった。
それが，去年，クルージングで旅行して，すっかり虜になった。
荷物を持たなくていいし，電車のようにガタガタ揺れないし，空間もゆったりしているし。

ま，船に何日か泊まり込むようなクルーズって，そんなに気軽に参加できないんだけど，日常生活の中で，気軽に乗れる船を，もっと利用したいと思っている。
お花見でボート，というのもそのひとつ。
あと，食事を兼ねたクルーズなんかも手頃でいいと思う。
以前，東京湾クルーズでは，食事もなかなか美味しかった。
目下の所，横浜でのクルーズを計画中・・なのだけれど，宝塚の横浜公演のチケット抽選には外れてしまった＞＜

さて，ランチは，洋風懐石なるものを食べに，某ホテルに。
見本も出ていて，なかなか美味しそう。
がしかーし，ちょうど満席で，あと30分かかると。
苺を使ったデザート（ケーキではなく，デザートという感じがツボだった。）美味しそうだったなー。
逃した魚は・・美味しそうなんだよね。

仕方ないので，別の洋食屋さんへ。
ここでも，直前に入ったお客に空いている席をとられ，ちょっと待たされた。
エビフライ・ハンバーグ・カニコロッケ盛り合わせというトラディッショナルな洋食をいただく。
スープもババロアも美味しかった。ちょっと野菜不足かな？

枝ものなどの足場を組んで，水盤の上に花束を作っていく。
水盤から持ち上げたとき，崩れてはいけないし，花の根本は，水中につからなく
てはいけない。

足場を作るのに，悪戦苦闘。

ゆきやなぎの向きが，逆になってしまった。
こういうふにゃっとしたものは，無理矢理，正面に向けようとするのではなく，
向きを見て，生ける場所を決めた方がいいらしい。

生け花の，立花のような感じで，かなり満足な出来映え。

イタリアンのランチ。
1つのお店が，中でリストランテとトラットリアに分かれている。
今日は，カジュアルなトラットリアに入ってみた。
以前，リストランテに入って，美味しかったので，期待大。

前菜盛り合わせ。
イカと菜の花のマリネ，オムレツ。あと一品。
スペイン風オムレツは，だしで割ってあるらしく，やわらかくて美味しい。他のも美味しかった。
ふつう，このての盛り合わせは，1品くらいは，可もなく，不可もなく，というのが混ざっているのだけど，ここのは，どれも美味しい。

パスタ2種類盛り合わせ，デザート，飲み物。
パスタは，ちょっと辛いソーセージを使っていたけれど，クリーミーな仕上げで美味しかった。もう1つは，さっぱりとしたトマトソース。
デザートは，ふわっと軽い苺のムース。

イタリアンなのに，紅茶がとても美味しくて，感動した。
イタリアンの場合，料理がおいしいお店でも，紅茶はいまいちというお店，多いので。
ブレンドではなく，特定の農園のダージリンではないか，と思いきや，ダージリンとアッサムの特注ブレンドらしい。どうやら，私は，ダージリンとアッサムのブレンドが好みらしい。
ちなみに，以前，超おいしいと思った，某フレンチレストランの紅茶は，ダージリン，アッサム，アールグレイのブレンドだった。
再現を試みたが，難しかった。配合比率もわからないし，アッサムとダージリンは，茶葉の大きさが違うので，蒸らし時間をどちらに合わせたものか，という疑問もあり，アールグレイも，種類によって，ベルガモットの強さが違うし。
紅茶って，奥が深い。

その後，女王ファナを鑑賞。
スペインに行ったとき，ガイドさんが説明した，狂女ホアンナという王女と同一人物だった。
豪華な衣装，セットに満足。

早起きしたので，指定券の1本前の自由席に乗ろうと，早めに東京駅に着いたものの，企画商品のため，前の自由席には乗れなかった。結果，東京駅で一時間近くつぶすはめに。

10時15分頃，スキー場着。
スキーレッスンは，10時からだったが，今からでも参加できると言われ，急いで支度した。15分経っていても，1日受講の方が割安。
あわてて支度したので，ロッカーに携帯を入れてしまった。

生徒は自分1人。ラッキー。
今日のゲレンデは，寒かった。
天気は，快晴で遠くの北アルプス，穂高，などが見えた。遠いので，青と，白（雪）で，海に雲が浮かんでいるように見えた。

谷足→両足→山足と重心移動して，ターンする練習。
山足を少し前に出すと，板が揃ってくる，，，と前やったことばかりだったが，忘れていたので，ためになった。

おきに入りのゲレンデが貸切中で，ちょっとへこむ。

レッスン終了時には，貸切が終わっていたので，2回滑った。
午後から，曇っていて，夕日は，見えなかった。いつも同じでないから，自然なんだよね。
2004年3月3

日帰りスキーに行った。
実に2年ぶり。

新幹線を降りた瞬間，空気が気持ちいいと感じた。
冷たくて，澄んだ空気。

はじめは，おそるおそる，滑ってみる。
ちょっとのスピードも，怖い。

高速リフトで，山頂へ。
スキー場のリフトの上は，世の中から隔離された場所で，そこから，ゲレンデや木立を見下ろしていると，何ともすがすがしい気分になる。
ゲレンデになっていない雪の上に，動物の足跡を探すのも楽しい。

リフトを降りてターンすると，浅間山が見事に見えた。
雪の覆われた部分，薄い部分，雪のない部分が，白とブルーの濃淡で見えて，東山氏の世界みたいだ。

浅間山を正面に見ながら滑り降りるコースに行こうとしたら，以前はグリーン（初級）だったのが，レッド（中級）になっていたので，ためらう。

しばらく他で練習して，やっぱり行ってみた。
滑って立ち止まると，浅間山が正面にあった。
滑っている間は，浅間山どころでない（笑）
人も少ないし，練習しやすいので，何度か滑る。

5時ぎりぎりに，最後のリフトにのる。
ゆっくり，景色を楽しみながら降りてくると，木立の向こうに，夕日が見えた。すっかり葉の落ちた木立が，黒いシルエットとなって，浮かび上がる。
綺麗だな，と思った。

海外で，スキーと履いて，山へ写真をとりに行くことが趣味，という人がいるのだが，こんな素晴らしい景色を，たくさん見ているのだろうな，と思って，納得した。

スキーの楽しさは，滑ることそのものの楽しさだけではなく，景色の美しさに出会えることにもあると思う。