原作との違いとか,筋の流れとか,突っ込み出したらキリがないベルばらですが,前後のつながりを一切見ないことにして,ひとつひとつの台詞とか,歌詞を真っ白な気持ちで聞くと,ファンの心理を見事に描いた言葉に出会います。

タイトルは,フェルゼンが1幕,見栄を切って退場する前に歌う,歌です。

あとは,モンゼット夫人の
「男装の女性に憧れては,いけないの」
共感できますね〜。

その「男装の女性」が,御贔屓だったし,

いけなくない ノープロブレム。

と,返答していました(笑)

前にも書きましたが,アントワネットの

「幸せな夢にまどろんでいるときにも,かたときも忘れずに,おそれていた日」

これって,私のことでしょ。
御贔屓の舞台に酔いしれていても,かたときも忘れずに,おそれている日がある。

こういう,ビビっとくる言葉があるから,ベルばらに,惹かれるのかなあ。
いや〜,もう匂い立つような貴公子オーラのかしちゃんジェローデルを観て,この人は,やっぱり,貴族キャラだな〜と。アンドレも,きらきらしたお衣装なので,ビジュアルはバッチリでしたよ。でもね,キャラとしては,あれだった。

ジェローデルは,出番が少ないのが難点。
で,出番の多い貴公子といえば,フェルゼンですよ。

頭の中は,かしちゃんの演じるフェルゼンの妄・・・いや,想像でいっぱい。

かしちゃんの口から
「王妃様・・」
なーんて台詞。ステキですねえ。

軽礼騎兵の軍服も似合いますよ。

メルシー伯のお説教はサクっと削除して,ストックホルムの王宮を復活してほしいですね。

宝塚のトップの役としては,フェルゼンは,結構,損な役どころだと思うのですが,かしちゃんのビジュアルと,貴公子オーラで,ノープロブレム。
今朝は早起きして,当日券に並ぶぞ!と張り切って,今日届くはずの書類を,昨日とりに行ったりしたんですが・・・。書類,重すぎて,疲れて,爆睡してしまいました。今朝は,雨だったし。

でも,今日は劇場に行くつもりだったから,ともかくも出かけました。キャンセル待ちだけでもしようと思って。

結果は,整理券配布終了。
これって,去年のエリザ週末以来だわ〜。

ランチを早めに切り上げて,チケット探し。
御贔屓の組でもないのに,こんなことしてしまうなんて・・ベルばらってすごいわ。やっぱり。

運良く,希望のお席をゲットできました。

で,入場してから,貸切と気付きました。

ってことは,当日券は2回分完売ではなく,2回目が完売だったわけですね。1回目は,はじめから売ってなかったわけですね。

売らない当日券のために,早起きしなくてよかった。

公演は,楽しかったです。

かしちゃんジェローデル,最高!
日程は,梅芸始まりの北回りという,予想の展開。

いわゆる地元の他に,ちょい足を伸ばせば行けそうな微妙な日帰りエリアがちらほらという,激しく,破産しそうなパターン。遠征するなら北海道?10月,寒いかなあ。

っていうか,御贔屓は出るんですか,出ないんですか。

日生に来て欲しい気持ちと,全ツでアサコちゃんと絡んで欲しい二つの気持ちが私の中にあって,分裂を起こしかけているの。
そろそろ,月組公演の申込み用紙が来るのではないかと。

大劇場公演後のお稽古が短くなって,すぐに東京に来てくれるのは嬉しいけれど,大劇場遠征で散財しているときに,次の公演チケットの申込みなので,自転車操業に拍車がかかるわけで。

お稽古期間が短縮されたということは,相対的に,公演日の割合が増えたというころで,前より,苦しくなるわけです。

ああ,お小遣いがほしい〜。
博士の愛した数式の作者のエッセイ。

星組公演観劇の感想が載っているというので,読んでみた。

宝塚大劇場に,初めて足を踏み入れた感動が,綴られていた。

私には,もうこういう文章を書くことはできない。

シャンデリアの輝きも,
ミラーボールのきらめきも,

限りなく日常になりつつある。

初めて大劇場に行った日のことを,なつかしく思い出した。

海老蔵の女役

2006年4月22日
来月,海老蔵が女舞を舞うらしい。

是非,見たい。

宝塚の男役が,たまに女役を演じると,とんでもないことが起こる場合がある。もとは女性なんだけど。

歌舞伎では,元が男性なのに,立ち役の人が,突然,女形を演じたりする。不思議な現象。

女形の人が,立ち役を演じるというのはあまり聞かない話。
元は男性なのに,何でだろう。

ベルばらも,もう一度見たいし,チケット高騰しているらしいし,当日券も厳しいらしいし,ムラにも行きたいし,どうしよう。

まわるまわる〜♪

2006年4月21日
午前中,小雨降る径の音楽が頭の中で回っていた。

「大丈夫,起きてる?」と言われた。
入りの時間(一般的に,何時頃なのか,新幹線でも間に合うのか)を知りたくて,いろいろなキーワードを入れて検索したら,自分のHPにヒットしてしまった(笑)

会からの配信メールは,ちょうど,前回のお稽古期間のあたりが消えたばかりで・・。

7時とか,8時とかなら,いっそ諦めて,ぷらっとこだまとか,利用したいんですけどね。
今宵一夜で,

「私は,あなたの妻と呼ばれたいのです」(実際にはもっと長い台詞。要点をまとめると,こうなる)

という星組バージョンは,ものすごく違和感があった。

それまで,「おまえ」呼ばわりしていたのが,告白する場面になって,突然,「あなた」と他人行儀ってどうなのよ?

初めて見た月組版では,

「おまえの妻と呼ばれたいのだ」

と言っていて,これが原点になっているので,他の言い方は,どうも違和感がある。

雪組版では,台詞が,星よりも,月に近くなっていたような気がする。

「あなたの妻と呼ばれたいのだ」

だったかな?

フェルゼン編では,フェルゼンへの恋が絡んでくるから,女らしい演出にしたんだろうけど,

「おまえの妻と呼ばれたいのだ」

が一番好き。

昨日の宝塚特集

2006年4月16日 宝塚
宝塚番組をやっているよと言われて,見ました。

うーん,宝塚を知らない人に知ってもらうのが目的だけあって,ちょっと物足りないかな。CSの番組と比べて,掘り下げが足りないというか。

でも,地上波で宝塚の番組をやってくれるのは大歓迎なので,これからもどんどん作ってほしいです。

それにしても,真央さんの後ろに映っていた外国人美女は何なんですか?特にコメントするというわけでもなく。いつもいるんですか?
自分自身に,恥じない生き方をしてきただろうか?
と,自問した。

答えは,
わからない。

そういう生き方をしたい,と思った。

それは,御贔屓と,1人と1人の人間として出会ったとき,きちんと向き合える人間でいる,ということでもある。

自分自身も進歩する人間でありたい。

そう思いながらも,御贔屓に,持てる時間とお金のすべてをつぎ込んでしまうと,そういう努力を継続することは困難。

でも,どうにかしたい。
小雨降る径

星組東京公演で観て,淑女Sが,わたるさんを見つめる目を観て,ああ,男役さん同士なのに,ちゃんどデュエットダンスになってる〜
と思いました。

うちの御贔屓どうかって?
わたるさんの包容力のおかげで,ビジュアル的には,一対の男女ですよ。うちの御贔屓,たいそう美女だし。
動き出すと,2人のスターが踊っている,という感じ。
一定の緊張感を保ちつつ,静かな火花を散らしつつ。

私は,好きですよ,こういうの。

スポットが当たる前のシルエット。御贔屓の脚線美にドッキリ。
こんなキレイな脚をいつも隠しているなんて・・。

スチールは,脚が見えないものだし,歌劇やグラフの写真もチラっとしか見えないし,やっぱりDVDはいいですよ。

ワタルさんに手をとられて,大階段を降りるときの,目を伏せた表情がめちゃくちゃツボです。言葉にはならないです。とにかく見て!としか。

セリ下がりで,わたるさんに顔を寄せるのは知っていましたが,今日の発見は,

見えなくなる寸前に,わたるさんが,御贔屓の手に重ねた手をスッと動かして,ちょっと上から包み込むような感じに

こんなことしていたなんて,全然気付かなかったです。

いや〜ん わたるさんになりたい。

顔色ひとつ変えない御贔屓,好きだわ〜。

しつこくDVD感想

2006年4月13日 宝塚
御贔屓のインタビュー。

一番好きな場面。

バスティーユの「シトワイヤン・・」

のところだそうで。私と同じ。こんなところにも運命を感じてしまった。

あの舞台にたった1人の場面,すごくカリスマっぽい感じだった。

自分の演じたオスカルは,自分ににている,というのにも共感。
舞台に,そのまんま御贔屓がいるって,感じだったし。

しっかし,かわいいね〜。

夕方,リフレクソロジーに行った。すっきりした。
昨日,2回目の星組観劇でした。

友の会の抽選の関係で,観劇日がくっついてしまって。

月組以外は,1回しか観ないことが多いのですが,2回ともかしちゃんアンドレだったので,やっぱりもう1回みたいです。

かしちゃんのジェローデルも観たい。

貴族だし,

「受け取ってください。ただひとつの愛のあかしを」

の台詞,かしちゃんでも観てみたい。

原作を読んだ子供の頃,ジャローデルは,にやけたいやな奴と思っていたのに,最近,彼のステキさに目覚めました。

アランも格好良いですよね。

宙組友の会は全滅しました。
インタビューの御贔屓が,かわいい!黒いフリフリブラウス。

しゃべり方も,誰ですか?な感じ。よそゆきというか,星組のスターさんのようというか,そ・し・て,かわいいんです。

オスカル演じたためか,女の子らしい,かわいい笑顔もあって,エレガントな感じで。

舞台以外の御贔屓の顔は,お茶会,親睦会,トークショー,入り・出,いろいろな場面で観てきましたが,そのどこでも観たことのない雰囲気。

アンドレの存在について
「こういう,いつも見守ってくれる人がいるって,いいなあ」
と。
いつも見守っているよ。

こんなにも愛おしい生き物がこの世に存在するとは!
5時頃,目が覚めてしまった。
もう一度,寝たら,とっくに前売り開始時刻の10時を過ぎていた・・・・。10時だから,アラームかけなくても,起きるでしょと思ったのが甘かった。

ムラの桜は,今頃満開かなあ?
並びに行けば,桜でいっぱいの花の道を歩いて,御贔屓のお稽古待ちができたんだけど。ここで行ってしまうと,公演中に行く回数が減っちゃうからなあ。
オスカルが,強いお方,というか,もう超越した存在。

星組のオスカルは,貴族とか,平民とか,そういう区別を越えて1人のフランス人なんだな,と感じましたが,雪オスカルは,人であることすら超越。

「刺し殺してやる」とアランに言われてもわははと笑い飛ばすし,アンドレに毒殺されそうになっても,
「それで?」
と。

コムちゃんは,男性の役を演じているとき以上に,男らしくて,強かった。そして,宝塚のオスカルだった。

いつもの主義に反して,ついうっかり,他の方の感想を読んでしまいました。それで,免疫がついたのか,1幕は(評判良くないわりに),意外に楽しめました。ペガサスにも驚きませんでした。

さすがに,2幕のロザリーには引いてしまいました。
「好きです,好きなんです」
そ,そんなこと面と向かって言うか?

ひっそりとオスカルを慕っているのがいじらしいのに・・。

1幕は,むしろ,かなり共感して観ていたんですよ。
オスカルの軍服をぎゅっとするところとか。
(原作では,アンドレが気付いているんですよね。)
それが,コソコソと夜中に,忍び込み,カーテンの影に隠れて,不審者扱いされて登場って,宝塚のヒロインとしてどうよ?

オスカルの反応もね,しれっとして「嬉しいよ」って。
女子校で,後輩に,
「憧れているんです」
と言われて
「ありがとう」
と受け流すノリですね,ほとんど。
自分を慕っているロザリーの気持ちに気付かず,ベルナールとの結婚をすすめた無神経さに対する反省とかってないんだろうか。

星組版で,オスカルの気持ちに気付いたフェルゼンの反応こそまともだと思うんですよ。

星組のオスカルは,フェルゼンへの恋に揺れる女心が中心に描かれていた一方,雪組バージョンでは,かなり男性的に描かれています。トップ娘役の演じるロザリー(すなわち,ヒロイン)に愛され,ル・ルーの憧れの対象でもあるわけで。

いろんな切り口で,というのは良いんだけど,同じ人物が別人のようっていうのはどうなんだろう・・・。

役立つ出待ち

2006年4月6日
今夜は,野外イベントで,2時間半ほど,外でじっと座っていました。
ラスパの出待ちで,夜になると寒いことがわかっていたので,バッチリ防寒して出かけました。さすがに,冷え切りましたが,どうにか乗り切りました。
見てきました!

ストーリーは,実在感がいまいちでしたが,雰囲気は好きです。
思っていたより,コメディーの要素が強かったです。

おいしくランチして,楽しく観劇して,楽しくおしゃべりして,良い1日でした。

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